人生はそうそう詰まないから苦しい
いま、私の人生ははっきり言って崖っぷちだと思う。
でもそこまで崖っぷちでもないと思う。
いやどっちだよって感じですけど。正確に言うと、現状に甘んじてればギリギリセーフだけど、夢を追おうとしたらギリギリアウト。みたいな感じ。でも夢を追っても頑張ればなんとかなるルートも一応あるから諦めきれない。でも色々と不安定な立場に追い込まれるのは間違いないし、あの時あのままでいれば……って後悔する未来もちらほら見えててモチベーション的にきっついなあと。努力の先に成功が見えない状態で努力なんかできないよね、ほんと。
ふと思ったんだけど、出来の悪い人間は即殺処分、みたいな世界だったらこんなに苦しまなかったんじゃないかしら。DP(Deki-no-warusa Point)が100まで溜まると空からまっすぐにレーザーが降りてきて一瞬のうちに蒸発。みたいなさ。
人生におけるたいていの失敗は、失敗それ自体の痛手よりもその失敗が人生に後々響いてくる(かもしれない)恐怖が辛さをもたらしている気がするのよね……。安楽死法案可決されないかな? いつでも死ねるって思えば人生がちょっとだけ楽になる楽になる気がするんだけど。『完全自殺マニュアル』はそういう意味で勇気をくれる本だったよね。
でも私みたいなへっぽこで行き当たりばったりな人間どころか、現役できっちりいい大学行った先輩が「卒業前にして
人生って、将棋とかチェスみたいに「はいこれでもうあと何手で詰み」みたいなのはなかなか見えない。なかなかって言うかたぶん一生見えないのよ。
そこが面白いとこでもあり、不安の元でもあるよね。そして私にとってはリベンジの機会、つけこむ隙でもあるんじゃない? そう考えるとやっぱ今死ぬわけにはいかないなって思う。だって今死んだら負け犬のまんまじゃん。
トランプカードを地味に拾い集めて、革命を宣言してやるチャンスを虎視眈々と狙ってる。そのためには、常にアンテナを張り巡らせてカードを見逃さないようにしないと。